研究課題
基盤研究(C)
この研究では、これまで散発的に収集されてきたグイ語(コイサン諸語・中部コイサン語族、ボツワナ国)の文法資料・テキスト資料の電子化を進めた。その資料にさらに新規に現地調査で収集した資料を加えて、談話レベルでの文法現象の研究を行った。主に、さまざまな文法要素の出現位置や語順といった形態統語論的な分析を行ったのに加え、会話の分析において話し手と聞き手のあいだにある社会的関係の違い(いわゆる冗談・忌避関係)が用いられる言語形式や文体に大きく影響を与えることを考察した。
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麗澤大学紀要 90(ページ未定)