本年度の研究調査は、以下のような形で進められた。 1、新たな研究協力者(2名)の決定。(4月) 2、研究代表者とこれまでの研究協力者(萌芽研究時からの継続協力者3名)が、「オンラインによる日本語教師教育者研修:メンタリングの可能性の探究」を、日本語教育学会春季大会(東京外国語大学)でパネル・セッションとして発表(5月下旬) 3、これまでの研究協力者(萌芽研究時からの継続協力者3名)が、各自のアクション・リサーチを、日本語教育学会研究集会(鹿児島大学)でポスター発表として発表。研究代表者と新たな研究協力者2名が集まり、第1回ミーティングを開催。(6月下旬) 4、新たな研究協力者2名の在住地(大韓民国、トルコ)に赴き、インタビュー調査を実施。日本語教師教育に関してそれぞれが抱えている問題点を明らかにした。(9月〜10月) 5、メーリング・リストによる支援の実施。(7月〜2月) テーマを設定し、メーリング・リスト上での意見・情報交換を実施。テーマは以下の通りであった。 a.オリエンテーションとラポール形成 b.自分と日本語教師教育との関わり c.担当授業のシラバス d.日本語教育哲学 e.教師教育のあるべき姿 f.メンタリング g.教師の実践能力 h.教育実習 6、新たな研究協力者2名が、それぞれの現場で、教育実習生の指導に従事する。研究代表者とこれまでの研究協力者3名は、メーリング・リスト上の意見・情報交換による支援を提供。(3月) 来年度は、各研究協力者の変容の調査を予定している。
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