19年度交付申請書記載の研究目的に照らして、記述する。 *本課題に交付された18年度補助金により18年度は多聴素材を収集し、レベル分け、多聴授業の開発と、多読授業の普及に努めた。19年度はその成果として収集、レベル分けした多聴素材を実際の多読多聴クラスで使用し、学生の反応、英語吸収量の伸びを観察すると共に、現在はまだ暫定的なレベル分けを「多聴チャート」としてより精密な尺度にしていきたい。 →精密な尺度にはならなかったが、毎時間の多読多聴授業で音声素材を使用し、学生による評価を収集した。 *また、ウェブサイトをいっそう充実するとともに、それぞれの学校大学に赴いて指導法を指導するほか、電気通信大学を拠点として多読多聴指導をする先生方の研修もはじめたい。 →18年度に設立したウェブサイトは19年度も順調に拡大し、現在は毎月3万アクセス前後になっている。また学校大学の訪問数は数十、代表者の多読授業見学も延べ100人以上を受け容れた。
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