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2008 年度 実績報告書

英語能力育成を目指した小・中連携による英語教育実践の縦断的調査

研究課題

研究課題/領域番号 18520430
研究機関静岡大学

研究代表者

白畑 知彦  静岡大学, 教育学部, 教授 (50206299)

キーワード小学校での英語活動 / 英語能力 / 言語教育特区 / 沼津市 / スピーキング調査 / 語彙調査 / 英語でのコミュニケーション能力 / 縦断的研究
研究概要

本研究の目的は、静岡県沼津市で平成18年度から実施されている言語教育特区での成果を調査することである。同市で実践される小学校・中学校(小・中)連携の下におこなう英語教育実践を縦断的に観察し、児童・生徒に身につく英語能力がどの程度のものになるのか調査している。すなわち、「連携のとれた小・中一貫教育をおこなえば、中学校卒業時での英語能力は現状よりも全体的に向上するはずである」という仮説を立て、その検証をおこなってきている。
観察を実施する小学校と中学校は、沼津市の研究校に指定されている学校数校である。毎月の定期観察以外に、本年度も、平成20年2月から3月にかけて指定校の中の2つの小学校と2つの中学校を対象に、口答試験と筆記試験による英語能力調査を実施した。調査内容は、英語の読解力、語彙力、文法能力、表現能力の調査である。特に、今回は初めての試みながら、小学校6年生に対して文部科学省が平成19年度と20年度におこなった内容と同様のスピーキング調査を2校で実施した。この結果を文科省の結果と比べることができる。なお、前年度(19年度)の調査結果の一部は、中部地区英語教育学会で口頭発表し、また同学会の紀要にも公表した。英語能力調査は今回で3回目である。詳細な分析により、沼津市の中学生の平均的な英語能力が把握できることになる。本年度(21年度)は最終年度になるため、4年間の総まとめをおこなう年度となる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 小学生の英語能力調査2009

    • 著者名/発表者名
      白畑知彦
    • 雑誌名

      中部地区英語教育学会紀要 第38号

      ページ: 173-180

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 特区における英語教育の実態調査の結果の分析2008

    • 著者名/発表者名
      冨田祐一, 椎名紀久子, 白畑知彦, 高橋美由紀
    • 雑誌名

      日本児童英語教育学会研究紀要 第27号

      ページ: 1-24

    • 査読あり
  • [学会発表] 小学生の英語能力調査2009

    • 著者名/発表者名
      白畑知彦
    • 学会等名
      中部地区英語教育学会
    • 発表場所
      清泉女学院大学・短期大学
    • 年月日
      2009-06-28

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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