2007年度(平成19年度)の本研究は、以下の段階で行われた。 1.代表的な現代俳人のビデオインタビュー:8月3目に宇多喜代子に、8月4目にて八木三日女に、そして8月5目に大西泰世にそれぞれインタビューを行い、その模様を録画・録音した。 2.インタビューの翻訳:インタビューの日本語テープ起こし、英語への翻訳・字幕付きの動画作成を完了し、ネット上で公開可能な英語版として、研究の核となる部分を優先して作成したまた、そのインタビューの翻訳スクリプトおよび動画は、後述するDVD付きの著書に収録し、出版した。3.学術論文の出版:この研究に関する4編の論文を米国およびドイツの学術雑誌に発表した。 4.オンライン化:以下のURLのウェブサイトで研究成果は閲覧可能である。www.gendai-haiku.com 5.学会での研究結果の発表:予定していた以下の2つの国際学会発表(PALA(the Poetics and Linguistics Association)国際学会(関西学院大学)HNA("Haiku North America")国際学会(ノースカロライナ))に加えて2008年3月にTowpath Haiku Societyとジョージ・メイスン大学で招聰講演を行った。 6.本研究の集大成としての論文およびDVDは2008年3月に前述したPoems of Consciousness:Contemporary Japanese and English Language Haiku in Cross-cultural Perspectiveとして出版された(Virginia、USA:Red Moon Press.ISBN1-978-893959-42-9)。
|