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2007 年度 実績報告書

次世代TOEFLのスピーキング対応としての発音器官の動きを3Dで表示する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18520441
研究機関会津大学

研究代表者

村川 久子  会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (90174284)

研究分担者 浅井 信吉  会津大学, コンピュータ理工学部, 准教授 (80325969)
スティーブ フンバッカー  会津大学, コンピュータ理工学部, 准教授 (10254111)
キーワード音声学 / 教授法 / iBT TOEFL / 3Dアニメーション / 発音器官
研究概要

英語の発音で日本人にとって一番難しいとされているのは/r/音である。顔面の正面か側面の絵、ビデオ、等しか/r/音を学ぶ方法がなかった。しかし、本研究において/r/音を発音する場合、舌先の前方、後方、広さ、狭い空間、上顎との関係等と、それに/r/音では上顎と舌の打ち降ろしの場所、及びそのスピードを視覚的に捉えられるようにした。3Dアニメーションで発音器官の動きを表示するデザインが非常に重要で、18年度に米国のテキサス大学オースチン校のコンピュータ理工学部の教授と助教授とのミーティングで、POSERというソフトを使って顔面の正面と舌先の動きは表示できるが、それも限界があるとわかったので、19年度に、日本国内でこちらの要件を満たしてくれるプログラマーをさがした。顔面の正面からの唇の丸み等に限界はあるが、何とかネイティブの発声による発音データを、自動アニメーション・システムに基づいた制作行程で、口、舌、及び筋肉の内部作用を適切にアニメーションに特化した。音声データ収録作業、本番モデリング作業、アニメーション作業、レンダリング作業、ムービーデータ編集作業を通してDVDを作成した。
3Dアニメーション(4単語:read,rich,red,rain)の画面は下記の通りである。
1)左の画面にバーチャルな女性の顔面の正面の表示。右半分には3Dアニメーションによる顔面の横面の表示。
2)/r/音を開始する正面と横面の表示で、開始前に口を閉じ、舌は下歯茎の少し後ろにつける。
3)/r/音の発音の位置:正面からは唇を丸くし、舌先は口蓋全体に平たく付けているが、中央がわずかなスペースを作っている。横面図では下歯口蓋についている。4)ゆっくりと舌先が動き/r/音から次の母音に舌先が移動する。5)/r/音が終了した時、正面は唇を閉じ、横面図では舌の位置は下歯茎の後ろにつける。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 図書 (2件)

  • [図書] 「新TOEIC TEST パーフェクト模試」2007

    • 著者名/発表者名
      村川 久子
    • 総ページ数
      173P
    • 出版者
      日本経済新聞出版社
  • [図書] 「洗練された米語発音がビジネスを成功させる:村川久子のアメリカ英語でコミュニケーション」2007

    • 著者名/発表者名
      村川 久子
    • 総ページ数
      136P
    • 出版者
      ごま書房

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2018-02-02  

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