• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

小学校英語教育におけるインターネットを利用した話す活動のカリキュラム開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 18520460
研究機関名古屋学院大学

研究代表者

柳 善和  名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (40220181)

研究分担者 高橋 美由紀  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30301617)
キーワード小学校英語教育 / インターネット / スピーキング指導 / カリキュラム開発
研究概要

1.小学校におけるスピーキング指導全体の理論的背景、カリキュラムの中での位置づけについては、柳(2007)が「小学校英語教育におけるスピーキング能力養成の位置づけについて」で発表した。また高橋(2007)は、「児童の発話に対するSkill-gettingとSkill-using Activity」としてスピーキング指導の段階を論じた。
2.小学校英語教育におけるコンピュータやインターネット(ICT)の活用については、柳(2007)が岡他(2007)で、「マルチメディア教材、インターネット等(ICT)の活用法」として概観している。現在電子黒板を使った小学校英語教育の実践を研究中であるが、平成19年度中には発表に至らなかった。
3.小学校英語教育でのスピーキング指導の中で評価に関わる部分を先行して研究を進めた。これはコンピュータやインターネットを使用した小学校英語教育の中に今後組み込むべき部分である。高橋・柳(2007)では、ヨーロッパ共通参照枠(CEF)を応用した評価システムの開発の一例として、小学校におけるスピーキング指導を取り上げ今後の可能性を論じている。
4.小学校英語教育の実践研究では、高橋が小野市(兵庫県)の実践指導を通じて、『Enjoy Englishおもしろ授業アイデア集』として、スピーキング指導の具体例を紹介した。また、小学校と中学校の英語教育の連携という側面からもスピーキング指導を捉えて、柳、高橋両名が執筆者に加わった『小学校英語と中学校英語』を出版した。この中では、指導の具体例や実際の活動例が多く紹介されており、中学校において今後四技能のバランスの取れた指導が求められる中で、英語教育の枠組みをどのように整備すべきか等が考察されている。
5.今後の課題として小学校教員研修の中で、マルチメディアを使った英語教育をどのように位置づけるかが考えられる。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 「中学校英語へ繋ぐための小学校英語活動の評価-ヨーロッパ共通参照枠をもとにした評価基準の構築-」2008

    • 著者名/発表者名
      高橋美由紀・柳善和
    • 雑誌名

      小学校英語教育学会紀要 第8号

      ページ: 45-52

    • 査読あり
  • [学会発表] 小学校英語教育で文字をどう教えるか2008

    • 著者名/発表者名
      高橋 美由紀、柳 善和
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会(LET)中部支部小学校英語教育部会第41回研究会
    • 発表場所
      名古屋学院大学
    • 年月日
      2008-03-15
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 次期学習指導要領と小学校英語教育の展望2008

    • 著者名/発表者名
      高橋 美由紀、柳 善和
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会(LET)中部支部小学校英語教育部会第40回研究会
    • 発表場所
      名古屋学院大学
    • 年月日
      2008-01-27
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 中学校英語へ繋ぐための小学校英語活動の評価-カリキュラム実践学研究とCEF・CiLTを基にして2007

    • 著者名/発表者名
      高橋 美由紀・柳 善和, 他2名
    • 学会等名
      小学校英語教育学会全国大会第7回徳島大会
    • 発表場所
      鳴門教育大学
    • 年月日
      2007-08-19
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 小学校英語教育におけるスピーキング能力養成の位置づけについて2007

    • 著者名/発表者名
      柳 善和
    • 学会等名
      第37回中部地区英語教育学会
    • 発表場所
      三重大学
    • 年月日
      2007-06-24
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 児童の発話に対するSkill GettingとSkill Using Activity2007

    • 著者名/発表者名
      高橋美由紀
    • 学会等名
      第37回中部地区英語教育学会
    • 発表場所
      三重大学
    • 年月日
      2007-06-23
  • [図書] 小学校英語教育の進め方2007

    • 著者名/発表者名
      岡秀夫・柳善和, 他11名
    • 総ページ数
      278
    • 出版者
      成美堂
  • [図書] 小学校英語と中学校英語を結ぶ2007

    • 著者名/発表者名
      松川禮子・高橋美由紀・柳善和, 他18名
    • 総ページ数
      287
    • 出版者
      高陵社書店
  • [図書] Enjoy Englishおもしろ授業アイデア集2007

    • 著者名/発表者名
      高橋美由紀, 他
    • 総ページ数
      176
    • 出版者
      小野市教育委員会

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi