研究課題/領域番号 |
18520477
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研究機関 | 岐阜工業高等専門学校 |
研究代表者 |
清水 晃 岐阜工業高等専門学校, 一般科目(人文), 教授 (60154283)
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研究分担者 |
所 哲郎 岐阜工業高等専門学校, 電気情報工学科, 教授 (10155525)
山田 博文 岐阜工業高等専門学校, 電気情報工学科, 講師 (50283502)
藤田 一彦 岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (40249793)
岡崎 秀晃 湘南工科大学, 工学部, 教授 (20213928)
戸田 和子 湘南工科大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (00269648)
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キーワード | 英語教育 / 英会話 / eラーニング / LMS / Moodle |
研究概要 |
オープンソースLMS(Learning Management System)であるMoodle上に、Moodleの小テスト作成ツールと、問題作成ツールHot Potatoesの二つのツールを用いて、eラーニング用英語演習問題を試作した。演習問題の題材は、研究室におけるミーティングや実験の時の会話である。演習問題の形式は、単語または句・節・文の選択式空所補充問題と、単語または文の整序問題である。学生が演習問題を解くと、LMSで自動採点して学生に正答と採点結果を提示するとともに、日本語訳を表示する。空所補充問題の場合は、日本語訳の空所部分を色付けし強調表示する。 さらに、作成した演習問題のユーザインタフェースについて検討した。Moodleの小テスト作成ツールやHot Potatoesを用いて選択式空所補充問題を作成した場合、選択肢は空欄ごとにポップアップメニューとして表示され、学生はポップアップメニューを開いて、選択肢の中から解答を選択する。このユーザインタフェースの問題点として、(1)ポップアップメニューを開かないと選択肢がわからないこと、(2)メニューから選択肢を選ぶ操作が直感的でなく使いづらいことが挙げられる。本研究では、問題文の下に選択肢を列挙して視認性を向上させるとともに、選択肢をドラッグして空所に移動させることにより解答できる、Moodle用ユーザインタフェースを開発した。小テスト作成モジュールで作成した空所補充問題のユーザインタフェースと、開発したユーザインタフェースとのユーザビリティ比較実験の結果、操作性についてよい評価が得られた。
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