• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

近代日本の仏教者における中国体験・インド体験

研究課題

研究課題/領域番号 18520483
研究機関武蔵野学院大学

研究代表者

小川原 正道  武蔵野学院大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (40352637)

研究分担者 陳 継東  武蔵野大学, 人間関係学部, 准教授 (50339537)
R. Mukhopadhyaya  名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 准教授 (10381899)
山口 輝臣  九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (20314974)
中島 岳志  北海道大学, 公共政策学連携研究部, 准教授 (40447040)
高山 秀嗣  龍谷大学, 仏教文化研究所, 客員研究員 (30445978)
キーワード国際研究者交流 / 中国:インド / 思想史 / 文化交流史
研究概要

本研究は、近代日本の仏教者が仏教のルーツたる中国やインドをいかに「体験」し、それがその思想形成や行動に旨どう反映したかについて、個別的・比較思想史的分析を試みるものである。本年度は、各研究者が研究対象とする仏教者の調査・研究を行った上で、研究会での発表・討議を通して研鑽を深め、文献収集や海外実地調査も実施した。
研究会は平成19年7月、北海道大学で開催し、陳継東が「近代中日仏教徒の対話-楊文会と南條文雄の交流-」および「小栗栖香頂と本然-日中仏教者の対話-」と題し、研究協力者の川邉雄大が「松本白華・北方心泉の布教史料について-本誓寺・常福寺史料を中心に-」と題して報告を行った。平成20年1月には二松学舎大学で研究会を開催し、桐原健真が「求法の道-河口慧海の「仏教」」と題し、小山聡子が「島地黙雷の中国体験・インド体験」と題して報告した。5月にはランジャナ・ムコパディヤーヤが阿蘇市で開催された藤井日達の法事に際して関係者などからヒアリングを行い、資料を入手した。また、陳が平成19年8月から9月にかけて中国の南京、合肥、厦門、上海を訪れ、金陵刻経処、南京大学、東南大学等での研究者からのヒアリング、李鴻章記念館等での調査、本願寺別院等の遺跡調査を行い、中国側の最新の研究状況等の情報を収集した。また、ランジャナは平成19年12月から翌年1月にかけてインドを訪れ、日本山妙法寺関係者などからのヒアリングや、ガンジー記念館、ガンジー平和記念会館等で資料調査を行い、藤井日達とガンジーとの交流等について情報を収集した。
テーマ自体がこれまで未開拓の分野であるため、関連文献の収集・公開も重要な研究テーマとしており、国内外で収集した文献のリストをホームページ上にアップし、公開に努めた。ホームページではこの他、研究テーマや趣旨、研究計画、研究会の実施状況、研究代表者・分担者の主な著作などを掲載した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 仏陀を背負いて西蔵へ-河口慧海と<日本仏教>2008

    • 著者名/発表者名
      桐原 健真
    • 学会等名
      東北仏教史談話会
    • 発表場所
      仙台市・東北大学
    • 年月日
      2008-03-08
  • [備考]

    • URL

      http://homepage2.nifty.com/ogawara/kaken200601.htm

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi