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2006 年度 実績報告書

日本中世後期における地域社会と寺院

研究課題

研究課題/領域番号 18520500
研究種目

基盤研究(C)

研究機関鳴門教育大学

研究代表者

大石 雅章  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (50152046)

キーワード日本史 / 中世史 / 地域史 / 寺院史
研究概要

1.中世後期に地域寺院がいかに変化するのかを解明するために,まず現在すすめている観心寺・金剛寺・松尾寺などの畿内・近国の地域寺院を中心に関係史料の収集に努めた。
a金剛寺・観心寺・松尾寺を訪れ,周辺地域の地理的な調査を行なった。
b金剛寺・観心寺・松尾寺の資料を収集するため、大阪府立図書館・河内長野市立図書館・和泉市立図書館・河内長野市市史編纂室を訪れ,写真版文書を調査し、史料を収集した。
c関係文献資料を収集し,先行研究の検討をおこなった。とくに自治体から発行されている自治体史の資料編から史料を広く収集した。
2.これら地域寺院の本寺に関しても調査した。
a文献資料から史料収集に努めた。
3.地域で活躍する山伏と聖に関する研究・史料を収集し、とくに中世後期における寺院組織の枠を超えた彼らの活動の実態を検討した。
4.収集した史料を分析し,中世後期のこれらの寺院の実態を検討した。
a寺内における寺僧集団組織の変化を検討した。とくに「観心寺文書」等の衆議からの分析を行った。
b地域寺院と中央寺院領主や世俗権力,地域の民衆との関わりの変化を検討した。とくに郷民出身の寺僧の活動など、下僧に視点を置き検討した。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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