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2007 年度 実績報告書

日本中世後期における地域社会と寺院

研究課題

研究課題/領域番号 18520500
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

大石 雅章  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (50152046)

キーワード日本史 / 中世史 / 地域史 / 寺院史
研究概要

1.昨年度に引き続き、畿内・近国の地域寺院を中心に関係史料の収集に努めた。a畿内近国の地域寺院とそれを取り巻く地域社会に関わる文献資料を収集し、先行研究の検討をおこなった。昨年に引き続き各自治体から発行されている自治体史の資料編から史料を広く収集し、分析をおこなった。 b中世末の社会における寺院の機能と役割の変化に注目し、とくに地域社会や人々の生活や諸活動をささえる知識や技術のあり方や、その担い手としての寺院に関する史料を収集した。 cbの分析検討のために、大阪府立狭山池博物館、大阪府下の公共図書館等を訪れた。
2.昨年に引き続き、地域寺院と本寺である中央寺院との関係についても調査した。a文献資料から史料収集に努めた。
3.昨年に引き続き、地域で活躍する山伏と聖に関する研究・史料を収集し、とくに中世後期における寺院組織の枠を超えた彼らの活動の実態を検討した。
4.収集した史料を分析し、中世後期のこれらの寺院の実態、及び地域社会における寺院の役割・機能の変化などについて検討をすすめた。a寺内における寺僧集団組織の変化を検討した。 b地域寺院と中央寺院領主や世俗権力、地域の民衆との関わりの変化を検討した。とくに郷民出身の寺僧の活動など、下僧に視点を置き検討した。 c知識・技術の蓄積発展、その担い手としての中世寺院の社会的機能、中世末におけるその変化について検討・分析をすすめた。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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