研究課題
基盤研究(C)
東京都日野市・八王子市という地域に対象を限定して、地方文書の整理・検討を行うとともに、当該地域の考古遺跡などの実地踏査のほか、考古遺物を再検討しつつ、旧石器から近世までの土地利用および環境の変遷を、長い歴史的変遷のなかで通史的に明らかにしえた点に大きな意義がある。また古文書や村絵図を新たに多数発掘し、低地部とはいっても山際では焼畑が行われたり、多摩川流域の開発には洪水被害や用水路開削をめぐる紛争が多かったことや、砂利採取による人工的な水害が発生するなど、開発の様相を具体的に指摘した。
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月刊JA 647号
ページ: 20-23
季刊東北学 11号
ページ: 35-49