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2008 年度 実績報告書

近代日本における開港都市と国際交流

研究課題

研究課題/領域番号 18520518
研究機関フェリス女学院大学

研究代表者

大西 比呂志  フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (70201978)

キーワード国際交流 / 開港都市 / 横浜
研究概要

近代日本の開港都市(横浜、神戸など)を通じた国際交流の在り方について、本研究は、従来の国家中心観点ではなく、個人、民間、自治体に注目して、多様な観点から明らかにすることを目的としている。2008年度には代表者、研究分担者は、オーラルヒストリー、統計的手法、外交文書という、それぞれの観点から、以下の成果を発表した。横浜のドイツ人の子孫についてオーラルヒストリーとして、大西比呂志「マールー家と横浜」『あゆみ』第61号(フェリス女学院大学、2008年10月)をまとめた。さらに天川晃「国境を越えて生きる」『市民と社会を生きるために』(放送大学、2009年3月)は、開港都市を通じて往来した留学生、お雇い外国人、移民のグローバルな動きを分析した。本宮一男「昭和初期における国際親善策の一側面-シアトルの石灯籠と碑文を手がかりに-」『外交史料館報』第22号(外務省、2008年12月)は、シアトル市に現存する石灯籠と二つの碑文を手がかりに、昭和初期、排日移民法制定を背景に悪化していた日米関係の改善を企図して試みられた日米親善策について、同時期に行われた他の都市間交流の例にも目を配りつつ考察した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 国境を越えて生きる2009

    • 著者名/発表者名
      天川晃
    • 雑誌名

      市民と社会を生きるために

      ページ: 59-74

  • [雑誌論文] マールー家と横浜2008

    • 著者名/発表者名
      大西比呂志
    • 雑誌名

      フェリス女学院大学資料室紀要あゆみ 第61号

      ページ: 19-28

  • [雑誌論文] 昭和初期における国際親善策の一側面-シアトルの石灯籠と碑文を手がかりに-2008

    • 著者名/発表者名
      本宮 一男
    • 雑誌名

      外交史料館報 第22号

      ページ: 81-90

    • 査読あり
  • [備考] 大西比呂志「赤い風車が回る丘横浜山手の外国人の開港・震災・戦争」

    • URL

      http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/tanoshimu/s-isan_090320.html

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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