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2008 年度 自己評価報告書

南京国民政府成立前後の党国体制の浸透と地域社会の変容

研究課題

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研究課題/領域番号 18520534
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 東洋史
研究機関東京学芸大学

研究代表者

田中 比呂志  東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (90269572)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード地域エリート / 中国国民党 / 南京国民政府 / 江蘇省 / 地域社会
研究概要

本研究の目的は、1920 年代から1930 年代中葉(日中戦争前)に到る間の中国江南社会を主要な対象とし、南京国民政府の成立前後において国家建設が進められる中で、国家が社会に対して如何にしてその支配を浸透させようとしたのか、そして他方、地域社会はそのような国家支配の浸透に対してどのように対応したのか、すなわち、国家と地域社会とが如何なる秩序を形成したのかを、実証的に検討しようとするものである。そして、上述のような実証研究を通じて、さらに、地域社会がどのように党国体制に包摂されていったのか、あるいは党国体制に包摂されつつもどのように自律性を確保していったのかを検討し、地域社会論的視角と党国体制論的視角を統一的に理解するための視座を獲得せんとすることにある。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 北京政府期の江蘇省における地方自治運動と地域エリート-蘇社に関する覚書2009

    • 著者名/発表者名
      田中比呂志
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要(人文社会学系II) 60集

      ページ: 85~97

  • [雑誌論文] 清末民初における地域エリートと社会管理の進展- 江蘇省宝山県地域社会を例として2007

    • 著者名/発表者名
      田中比呂志
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要(人文社会学系II) 58集

      ページ: 55-67

  • [学会発表] 近代中国における「中央」と「地方」2008

    • 著者名/発表者名
      田中比呂志
    • 学会等名
      中国経済学会第7回大会報告
    • 発表場所
      一橋大学
    • 年月日
      2008-06-22
  • [学会発表] 近代中国の国民国家構想-清末民初の地域エリート等の構想を中心として2007

    • 著者名/発表者名
      田中比呂志
    • 学会等名
      大学共同利用機関法人人間文化研究機構主催シンポジウム「アジアにおける国民国家構想」
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2007-12-08
  • [図書] アジアの国民国家構想-近代への投企と葛藤(久留島浩, 趙景達)(青木書店)2008

    • 著者名/発表者名
      田中比呂志
    • 総ページ数
      117-147
    • 出版者
      近代中国の国民国家構想とその展開

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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