研究課題
基盤研究(C)
メソポタミアの前3千年紀末に成立した王讃歌の正確な成立時期と作成目的について、研究者の間で一致した見解がなかった。前者について、ウル第三王朝の創始者ウルナンム治世に成立したことを論証した。後者については、従来の神殿祭儀と宮廷祭儀の二分法は有効でなく、王の自己表現という分析視点を据えることで、王権の正統な授与者であること、神々のために王権を誠実に行使することを唱うために作成されたと結論される。
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早稲田大学文学研究科紀要 第54輯第4分冊
ページ: 39-54
西洋史論叢 第30号
ページ: 1-12
歴史と地理 no.616
ページ: 34-37
オリエント 第50巻第2号
ページ: 286-289
早稲田大学文学研究科紀要 第53輯第4分冊
ページ: 33-44
史朋 39号(菊池俊彦先生退休記念号)
ページ: 1-13
西洋史論叢 第28号