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2008 年度 実績報告書

世界大戦、ロシア帝国の崩壊とグルジヤ・メンシェヴィキに関する史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18520557
研究機関東京外国語大学

研究代表者

高橋 清治  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30126106)

キーワード西洋史 / メンシェヴィキ / ロシア革命 / グルジヤ / 民族 / 第一次世界大戦 / アルメニヤ
研究概要

本研究はロシア革命=内戦において重要な位置を占め、ユニークな軌跡をたどったグルジヤ・メンシェヴィキの歴史的研究を課題とする。
最終年度である平成20年度は、これまでの研究を踏まえて総括し、世界大戦から革命=内戦期、グルジヤ共和国期にメンシェヴィキの諸潮流が戦争と革命の問題をめぐってくりひろげた論争、意見の分岐を歴史的に考察し、そのなかでのグルジヤ・メンシェヴィキーの役割と位置を明らかにする研究を進めた。
『グルジヤ・メンシェヴィキ(論文と史料)』に収めた論文「戦争と革命-ズラボフとツェレテリをめぐって」では、第二国会の社会民主党会派議長であり、流刑先のシベリアで革命的祖国防衛主義をとなえ、1917年5月連立政府形成の中心となるツェレテリにたいし、グルジヤ選出の同国会議員であったズラボフ(アルメニヤ人メンシェヴィク)に焦点をあて、彼の連立政府形成についての議論、状況認識を縦糸にして、ツェレテリの主張を再検討し、メンシェヴィキ諸潮流にとっての戦争と革命の問題をあらためて考察した。さらに史料として、グルジヤ・メンシェヴィキ政権の亡命直後のアピールを訳出し、史料解題を付した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 図書 (1件)

  • [図書] グルジヤ・メンシェヴィキ(論文と史料)2009

    • 著者名/発表者名
      高橋清治
    • 総ページ数
      36
    • 出版者
      東京外国語大学

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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