研究課題
基盤研究(C)
本研究は、後期ローマ帝国時代の西方属州について、その政治過程を文献史料と考古資料の両方を用いて分析しようと試みたものである。研究動向の把握にまず努め、「古代末期」学派をめぐる学界の状況と問題点を明らかにした。次いで、西方属州について精査し、ローマ風の都市的生活の浸透度如何が4世紀の当該地域の動向に大きく関係していたことを明らかにしたが、5世紀以降の史料に記される反ゲルマン感情を政治史構築に持ち込んではならないことも深く認識された。
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西洋史学 234
ページ: 61-73
法制史研究 58
ページ: 415-417
西洋古代史研究 8
ページ: 23-41
西洋古代史研究 6
ページ: 41-54