• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 自己評価報告書

第2次世界大戦期における米軍「精密爆撃」の変容-原爆投下への道程-

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18520569
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 西洋史
研究機関広島市立大学

研究代表者

田中 利幸  広島市立大学, 広島平和研究所, 教授 (10329336)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード無差別爆撃 / 戦略爆撃 / 大量虐殺 / 原爆投下 / 空爆理論
研究概要

本研究は、米陸軍航空軍の1930年代からの伝統的な戦略爆撃論が「精密爆撃論」であったにもかかわらず、実際の爆撃活動が第2次世界大戦中にいかなる過程を経て無差別爆撃の全面的な展開へと急速に変化していき、広島・長崎への原爆投下という大量無差別爆撃の極限にまで至ったのか、その歴史過程を分析し考察することを目的として行われる。具体的には、精密爆撃から無差別爆撃への移行の歴史過程の分析、ならびにそうした移行をもたらした軍事的要因、米陸軍航空軍指導部による正当化論、また敵国市民攻撃の軍事的正当化に対してアメリカの政治指導者たちと国民の反応したのに関しても、米国民の倫理観や人道意識との関連において考察する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 原爆投下の犯罪性と責任問題2009

    • 雑誌名

      早稲田平和学研究 2

      ページ: 27-44

  • [図書] New York : The New Press(co-edited with Marilyn B. Young. 執筆担当)2009

    • 総ページ数
      1-29
    • 出版者
      Bombing Civilians : A Twentieth-century History
  • [図書] 空の戦争史2008

    • 総ページ数
      253
    • 出版者
      講談社現代新書

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi