研究課題
基盤研究(C)
本研究は、埋葬施設における棺・槨・室構造を検討して、朝鮮三国時代の墳墓の地域性と変遷を解明することを目的とした。研究の結果、原三国時代の木槨墓に用いられた棺の構造や機能における地域性は、多様な構造の埋葬施設が登場した4・5世紀の墳墓においても、基本的には維持されたことを明らかにした。また、王墓に横穴系石室が受容された6世紀に棺の機能は大きく変化し、その広がりが各国家の領域とほぼ重なることを示した。
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月刊考古学ジャーナル No.596
ページ: 14-17
日本所在高句麗遺物 II
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高麗美術館研究紀要 第6号
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百済と倭国
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慶州新羅遺跡の昨日と今日-石窟庵・仏国寺・南山-
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日中交流の考古学
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東アジア古代国家論-プロセス・モデル・アイデンティティ-
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