東アジアの水産資源や漁場利用慣行に関する比較研究-民俗知モデル構築をめざして-

2008 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 18520627
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 文化人類学・民俗学
• 研究機関: 宮崎公立大学
• 研究代表者: 李 善愛 宮崎公立大学, 人文学部, 教授 (90305863)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2009
• キーワード: アマ(海士・海女) / 資源管理 / 漁場利用 / 民俗知 / 環境問題

研究概要

本研究は、日韓両国の地域別アマ(海女・海士)の漁業と生活について社会・経済、宗教、生態との関係から総合的にみることで、日韓両国の水産資源と漁場利用慣行について海域別「民俗知」の特徴を明らかにする。

研究成果

• [雑誌論文] 韓国セマングム干潟の干拓事業と漁民の生活戦略 (2008)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 雑誌名: 宮崎大学人文学部紀要 15-1 ページ: 15-28
• [雑誌論文] 近代化と対馬海流域アマ(海士・海女)の漁業戦略 (2008)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 雑誌名: 宮崎大学人文学部紀要 15-1 ページ: 29-46
• [雑誌論文] 鯨を食べる文化 : 浦項から釜山まで (2008)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 雑誌名: 立教大学日本学研究所年報 7 ページ: 106-113
• [雑誌論文] 韓国における海洋・水産教育の現状と問題点 (2007)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 雑誌名: 人と海洋の共生をめざして150人のオピニオンIII ページ: 278-279
• [雑誌論文] 地域文化の生成過程-鯨とのかかわりをとおして-(1) (2007)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 雑誌名: 宮崎公立大学人文学部紀要 14-1 ページ: 35-52
• [雑誌論文] 鯨と関わる韓国地域文化 : 蔚山市長生浦村調査事例を中心に (2007)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 雑誌名: 立教大学日本学研究所年報 6 ページ: 121-142
• [学会発表] 東アジア沿岸地域の海洋資源利用に関する生態人類学的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 学会等名: 韓国文化人類学会創立50周年記念国際学術大会 : 超競争時代の文化と人類学
  • 発表場所: ソウル大学
  • 年月日: 2008-11-15
• [学会発表] Henyo in Korea and Ama in Japan: changing lives of the Divers Fishermen at the Tsushima Current Coast (2008)
  • 著者名/発表者名: LEE SunAe
  • 学会等名: The Scientific Committee of the 31^<st> International Geographical Congress
  • 発表場所: Tunis, Le Kram Congress and Exhibition Centre
  • 年月日: 2008-08-14
• [学会発表] 朝鮮半島から戦争のテクストを読む : 蔚山捕鯨村の事例を中心に (2007)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 発表場所: 宮崎公立大学
  • 年月日: 2007-11-09
• [学会発表] 対馬海流域アマ(海士・海女)の漁業活動-水産資源の持続的利用のための可能性を探る- (2007)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 学会等名: 第49回地域漁業学会宮崎大会
  • 発表場所: 宮崎公立大学
  • 年月日: 2007-10-27
• [図書] ヒダカ印刷 (2008)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 総ページ数: 225
  • 出版者: 宮崎産水産物の流通と消費の現状と課題
• [図書] 新しい人びと (2007)
  • 著者名/発表者名: 李善愛
  • 総ページ数: 249
  • 出版者: 自然は誰のものなのか : 共有に関する歴史・生態人類学的研究