平成18年度は、本研究遂行にあたって、現地調査での音声・映像データの収集・整理に必要な設備備品を整備する。現地調査としては、昭和50年の法改正以前に、無形文化財として記録選択された205件のうち、民俗文化財指定制度発足後に未だ指定されるにいたっていない81件の無形民俗文化財を対象とし、そのうち6件程度を抽出する。 平成19年度は、昭和50年以前に記録選択された無形民俗文化財のうち、現在までに重要無形民俗文化財に指定されたものを中心に引き続き調査を実施する。 平成20年度は、昭和51年以降(現行指定制度発足後)に記録選択された無形民俗文化財のうち、現在までに重要無形民俗文化財に指定されていないものを中心に引き続き調査を実施する。 平成21年度は、昭和50年以降に記録選択された無形民俗文化財のうち、現在までに重要無形民俗文化財に指定されたものの調査と、前3カ年に行ったものの追加調査及び再調査を実施する。
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