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2008 年度 研究成果報告書

非訟事件特に家事審判事件における手続関係人の手続保障に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18530060
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 民事法学
研究機関名古屋大学

研究代表者

本間 靖規  名古屋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50133690)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード非訟事件手続 / 家事審判手続 / 関係人 / 手続保障 / 職権探知主義 / 手続関与権 / 手続協力義務
研究概要

本研究は、現在改正作業が進んでいる非訟事件手続法ならびに家事審判法において、手続関係人はどの範囲で定まるのか、それらのものにどのような手続保障を施すべきかを、ヨーロッパ諸国とりわけ近時改正作業が完成したドイツならびにオーストリアを主たる比較法の対象国として、日本の立法のあり方を探ることを目的として行われた。その結果、日本の非訟事件法には、手続主体としての関係人の手続保障の考え方が法理論的には未だ定着しておらず、その鉄津保障のあり方も単に実務の運用に任されているにすぎず、この点で、比較法的に見ても問題が残っていること、来るべき改正には、そのための法的な整備が必要であることなどが明確にされた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] Die Tendenz der jungsten Reformen der japanischen Zivilprozessordnung, Festschrift fur Dieter Leipold2009

    • 著者名/発表者名
      本間靖規
    • 雑誌名

      Mohr Siebeck

      ページ: 581-590

  • [雑誌論文] 婚姻費用の分担に関する処分の審判に対する抗告審が抗告の相手方に対し抗告状及び抗告理由書の副本を送達せず、反論の機会を与えることなく不利益な判断をしたことと憲法32条2009

    • 著者名/発表者名
      本間靖規
    • 雑誌名

      私法判例リマークス 38号

      ページ: 126-129

  • [雑誌論文] 非訟事件手続における職権探知主義に関する覚書-ドイツ法を中心に2008

    • 著者名/発表者名
      本間靖規
    • 雑誌名

      名古屋大学法政論集 223号

      ページ: 337-366

  • [学会発表] 職権探知主義についてー人事訴訟手続を中心に2007

    • 著者名/発表者名
      本間靖規
    • 学会等名
      民事訴訟法学会関西支部
    • 発表場所
      大阪島根ビル会議室
    • 年月日
      2007-06-02
  • [図書] 民事紛争と手続理論の現在2008

    • 著者名/発表者名
      本間靖規=河野正憲=伊藤眞=高橋宏志
    • 総ページ数
      121-145
    • 出版者
      法律文化社
  • [図書] 家事事件手続法(第2版)2007

    • 著者名/発表者名
      本間靖規=梶村太一=徳田和幸
    • 総ページ数
      177
    • 出版者
      有斐閣

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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