研究課題
基盤研究(C)
横浜港が開港してから民法が施行されるまでの間,資金調達のために利用された担保品は何であり,そこでの取引はどのような形態であったか。これを解明するため,本研究は製糸家が資金調達した場合における担保品と担保契約を考察した。その結果,都市銀行から地方銀行へ,(2)地方銀行から製糸家へ,(3)生糸売込問屋から製糸家へとなされた融資を担保するため,生糸や繭を担保品とした譲渡担保や譲渡質の契約が締結された。
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