• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

地震災害法制の法創造

研究課題

研究課題/領域番号 18530072
研究機関創価大学

研究代表者

黒木 松男  創価大学, 法務研究科, 教授 (40170112)

研究分担者 藤井 俊二  創価大学, 法務研究科, 教授 (80189993)
尹 龍澤  創価大学, 法学部, 教授 (50151767)
花房 博文  創価大学, 法学部, 教授 (80208561)
宮崎 淳  創価大学, 法学部, 教授 (30267489)
キーワード民事法学 / 地震 / 自然災害
研究概要

I岩手・宮城内陸地地震の実態調査研究
平成20年6月14日に発生した同地震の復興状況・生起した法律問題等の調査を行った。黒木・尹・花房の3名で3泊4日の日程で実施。最も被害の大きかった宮城県栗原市栗駒を中心にして、栗駒総合庁舎及び栗原市役所に設置されている災害復興室を訪れ、復興室長にインタビューし、復興状況,法律問題・今後の課題について種々意見交換を行った。また、土砂崩れのあった栗原市花山地区を訪れ被害の状況・復興状況をを見聞した。山間部での地震であったため、また主要幹線道路ではなかったため、未だ不通の道路があり、遅遅として進まない復興の状態が理解できた。法律問題については山間部における濃密な人間関係ということもあり、深刻な法律問題は発生していない。仙台弁護士会とうによる法律相談の必要性もなかったとのことである。行政の対応も新潟中越地震の教訓もあり、スムーズな対応がなされた。ボランティアについて受け入れが困難な面があり断ったケースもあったとのことである。
II地震・災害法制研究会の定期的開催
レポーターを毎回決め、2か月に1回度研究会を実施。3年間の研究成果について、今後どのような形で公表をしていくか種々議論もしてきた。「災害と法」(仮称タイトル)という単行本として出版していくことも視野に入れている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 水資源の管理と配分に関する基礎理論の検討-水利権の法的性質を中心として-2009

    • 著者名/発表者名
      宮 崎 淳
    • 雑誌名

      創価法学 38巻3号

      ページ: 105-126

  • [雑誌論文] 韓国における災害管理法制の現状と行方についての一考察2008

    • 著者名/発表者名
      尹 龍 澤
    • 雑誌名

      『北東アジアにおける法治の現状と課題』(鈴木敬夫先生古希記念アジア法叢書28)

      ページ: 49-70

  • [学会発表] マンションにおける災害リスクマネージメント2008

    • 著者名/発表者名
      黒木松男
    • 学会等名
      日本マンション学会
    • 発表場所
      創価大学
    • 年月日
      2008-04-19
  • [学会発表] マンションの維持・管理に関する経済的リスクとぞの対策2008

    • 著者名/発表者名
      花 房 博 文
    • 学会等名
      日本マンション学会
    • 発表場所
      創価大学
    • 年月日
      2008-04-19

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi