研究課題
基盤研究(C)
18世紀ヨーロッパにおけるコスモポリタニズム(世界市民主義)は、決して単純な思想ではなく、4つの異なる方向性を内に含む。すなわち、個人・家族・国家・人類社会を調和的な共同体とみなすストア派的平和のヴィジョン、法による恒久平和の実現という構想、商業による相互依存が平和をもたらすという商業平和論、どの国家にも帰属しないという個人主義的心情から発する祖国なき者のコスモポリタン思想の4つがそれである。
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論座 10月号
ページ: 20-26
日仏文化 74巻
ページ: 26-45
思想 (近刊)