研究課題/領域番号 |
18530090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
竹中 浩 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00171661)
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研究分担者 |
岡野 八代 立命館大学, 法学部, 助教授 (70319482)
小川 有美 立教大学, 法学部, 教授 (70241932)
河田 潤一 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00104729)
栗原 彬 明治大学, 文学部, 教授 (10062613)
齋藤 純一 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (60205648)
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キーワード | アイデンティティ / 社会統合 / 多文化主義 / ナショナリズム / 移民 / 政治文化 / シティズンシップ / 社会的排除 |
研究概要 |
本共同研究「排除と包摂の政治学-越境、アイデンティティ、そして希望」の研究目的は、国籍、シティズンシップ、移民、共同体、性などをめぐり、国家、法、政治、階級、人種、偏見などによって原基的(primordial)/機能的に構造化=制度化される<排除(exclusion)/包摂(inclusion)>の力学を、人の移動(離脱と越境)、本質的アイデンthティの反省=再統合化プロセス、社会的排除(social exclusion)等の論理と実際のなかに探り、あるいは神でもマモンでもなく、「人間」の価値を中心に置く連帯と寛容が育む《希望》の政治学を探究するところにある。 こうした問題の探究に従事する各研究分担者は、本年度に開催された5回の研究会において、個別報告を何度か繰り返し、その都度、問題の在処を自省、再確認し、同時に新たに提起された視座・主題(例えば、「責任」論、「帝国の時代」、「集合住宅ポリティックス」、「新しい人」等)を分有しつつ、最終年度(平成19年度)における完成原稿の執筆に向けて着実に進みつつある。 ちなみに、本年度開催の5回の研究会の日時、開催場所は以下の通りである。第1回研究会は、4月15日(土)に早稲田大学に於いて実施した。第2回研究会は、8月5日(土)に大阪大学に於いて実施した。第3回研究会は、10月14日(土)に早稲田大学に於いて実施した。第4回研究会は、平成19年1月6日(土)にフォーレスト本郷会議室(東京都文京区)に於いて実施した。本年度最終となる第5回研究会は、3月9日(金)にフォーレスト本郷会議室に於いて実施した。
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