研究課題/領域番号 |
18530090
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
竹中 浩 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00171661)
|
研究分担者 |
岡野 八代 立命館大学, 法学部, 准教授 (70319482)
小川 有美 立教大学, 法学部, 教授 (70241932)
河田 潤一 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00104729)
栗原 彬 立命館大学, COE推進機構, 教授 (10062613)
齋藤 純一 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (60205648)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2007
|
キーワード | アイデンティティ / 社会統合 / 多文化主義 / ナショナリズム / 移民 / 政治文化 / シティズンシップ / 社会的排除 |
研究概要 |
本共同研究「排除と包摂の政治学-越境、アイデンティティ、そして希望」の研究目的は、国籍、シティズンシップ、共同体、親密圏、性などをめぐり、国家、法、政治、宗教、人種、階級などによって領域的/機能的/原基的に領属される<排除(exclusion)/包摂(inclusion)>の政治力学を、人の移動(離脱と越境)、本質的アイデンティティの再審、社会的排除(social exclusion)などの論理と実際のなかに探り、あるいは神ではなく「人間」の価値を中心に置く連帯と寛容が はぐくむ《希望》の政治学の可能性を探究するところにある。 こうした問題の探究に従事する各研究分担者は、初年度(平成18年度)を通じて蓄積された個別報告をベースに最終年度(平成19年度)の論文完成を目指した。その最終成果は、日本政治学会・年報政治学2007-II『排除と包摂の政治学-越境、アイデンティティ、そして希望』として木鐸社より平成19年12月に上梓した。積み重ねた研究会の帰結である同書には、未来に拓かれた《希望》をめぐる政治学の発展に向けての各研究分担者の強い希望が込められている。
|