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2006 年度 実績報告書

グローバル化時代のナショナリティに関する規範理論的な国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530105
研究種目

基盤研究(C)

研究機関同志社大学

研究代表者

富沢 克  同志社大学, 法学部, 教授 (60121597)

研究分担者 出原 政雄  同志社大学, 法学部, 教授 (30367966)
植村 和秀  京都産業大学, 法学部, 教授 (10247778)
城 達也  大阪経済大学, 人間科学部, 教授 (70271608)
施 光恒  九州大学, 比較社会分化研究院, 准教授 (70372753)
竹島 博之  福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (90346734)
キーワードナショナリティ / ナショナリズム / ナショナル・アイデンティティ / グローバル化 / 移民 / 規範理論 / 国際比較
研究概要

平成18年度は以下の通り5回の研究会を開催した。
(1)5月27日(土) 報告者:米原謙氏(大阪大学) テーマ:近代日本のナショナリズムの見方
(2)7月29日(土) 報告者:胆紅氏(大阪大学大学院) テーマ:東亜共同体論をめぐって--戦時下日本の中国論
(3)9月22日(金) 報告者:古賀敬太氏(大阪国際大学) テーマ:主権国家以後の秩序像
(4)11月11日(土) 報告者:馬原潤二氏(同志社大学嘱託講師) テーマ:「ドイツ国民」の形成とその諸類型--十九世紀ドイッを中心に
(5)1月27日(土) 報告者:安西敏三氏(甲南大学) テーマ:福沢諭吉のナショナリズムと愛国心
以上の研究会を通して、日本、アジア、ヨーロッパにおけるナショナリズムのさまざまな現れ方に関して、議論を重ねてきた。
平成19年度の「申請書」でも述べたように、本研究はグローバル化する現代世界において、既存の国民国家システムが大きく変容しつつあるとの認識のもとに、そのような現代的状況の中でナショナリティ、ナショナル・アイデンティティ、ナショナリズムの現在を確認するとともに、それらとリベラル・デモクラシーとの関係を問い直し、新たな世界秩序の方向性を探ろうとするものである。
5回にわたる研究活動を通して、この目的達成のための本研究全体の方向性、および各メンバーのテーマ設定をある程度しぼりこむことができたと考えている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 有機体的共同性に関する一考察2007

    • 著者名/発表者名
      長妻三佐雄
    • 雑誌名

      同志社大学ヒューマン・セキュリティ研究センター年報 第4号

      ページ: 146-161

  • [雑誌論文] 「煩悶青年」のゆくえ--長谷川如是閑における「個」の問題2007

    • 著者名/発表者名
      織田健志
    • 雑誌名

      同志社大学ヒューマン・セキュリティ研究センター年報 第4号

      ページ: 162-179

  • [雑誌論文] エルンスト・カッシーラーのマキャヴェリ論--「シンボル形式」の哲学の政治思想的「到達点」2006

    • 著者名/発表者名
      馬原潤二
    • 雑誌名

      同志社法学 第317号

      ページ: 151-218

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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