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2008 年度 実績報告書

グローバル化時代のナショナリティに関する規範理論的な国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530105
研究機関同志社大学

研究代表者

富沢 克  同志社大学, 法学部, 教授 (60121597)

研究分担者 出原 政雄  同志社大学, 法学部, 教授 (30367966)
植村 和秀  京都産業大学, 法学部, 教授 (10247778)
城 達也  大阪経済大学, 人間科学部, 教授 (70271608)
施 光恒  九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (70372753)
竹島 博之  福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (90346734)
キーワードナショナリティ / ナショナリズム / ナショナル・アイデンティティ / グローバル化 / 移民 / 規範理論 / 国際比較
研究概要

平成20年度は、以下のように4回の研究会を開催した。
(1)5月17日(土)報告者:長妻三佐雄(大阪商業大学)テーマ:三宅雪嶺の対外観
(2)7月19日(土)報告者:織田健志(関西大学非常勤講師)テーマ:長谷川如是閑のナショナリズム論
(3)10月26日(日)報告者(1):富沢克(同志社大学)、報告者(2):植村和秀(京都産業大学)、報告者(3):長谷川一年(同志社大学)、報告者(4):施光恒(九州大学)、報告者(5):竹島博之(福岡教育大学)交付申請書に記載した各自の役割分担に沿ったテーマで報告した。
(4)1月31日(土)報告者(1):宮崎晶行氏(同志社大学嘱託講師)、報告者(2):出原政雄氏(同志社大学)交付申請書に記載した各自の役割分担に沿ったテーマで報告した。
以上の研究会を通して、日本、アジア、ヨーロッパにおけるナショナリズムのさまざまな現れ方に関して議論を深めた。交付申請書でも記載したように、本研究の目的は、グローバル化する現代世界において既存の国民国家システムが大きく変容しつつあるとの認識のもと、ナショナリティ、ナショナリズム、ナショナル・アイデンティティの現在を確認するとともに、それらとリベラル・デモクラシーとの関係を問い直し、新たな世界秩序の方向性を探ろうとすることにある。平成20年度の研究活動を通して、このような目的を達成するための全体的な方向性が構築され、各人の分担テーマに関する研究も深められたと考える。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] グローバル化する現代世界とシティズンシップ教育2008

    • 著者名/発表者名
      竹島博之
    • 雑誌名

      世界と議会 523

      ページ: 18-22

  • [雑誌論文] レヴイ=ストロースとゴビノー-レイシズムをめぐって2008

    • 著者名/発表者名
      長谷川一年
    • 雑誌名

      思想 第1016号

      ページ: 209-228

  • [雑誌論文] 清末における「民族」と「文化」-楊度を例として2008

    • 著者名/発表者名
      萩原稔
    • 雑誌名

      比較文化研究 第84号

      ページ: 135-143

    • 査読あり
  • [学会発表] 二十世紀思想史としての昭和思想史2008

    • 著者名/発表者名
      植村和秀
    • 学会等名
      日本思想史学会
    • 発表場所
      愛知教育大学
    • 年月日
      2008-10-18
  • [図書] 歴史・思想からみた現代政治2008

    • 著者名/発表者名
      出原政雄編
    • 総ページ数
      236
    • 出版者
      法律文化社

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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