研究課題
基盤研究(C)
国際金融取引が自由な経済での合理的経済主体モデルを(1) 完全雇用、(2) 失業を伴うもの、のそれぞれについて構築し、各国が行う経済政策の国際波及効果を分析する。(1) 完全雇用を前提に、金融資産移動が自由な動学的国際貿易モデルを構築し、家計の選好、人口、技術水準、課税・補助金政策などのパラメ-タ-の変化や国家間格差が、各国の資本・資産蓄積、生産特化パタ-ン、経済厚生などに与える影響を分析する。(2) 失業を伴う動学モデルを構築し、各国の関税および数量割り当て政策や国際援助政策が各国の経常収支を通して為替レ-トに及ぼす影響を分析する。さらに、それが各国製品の国際価格競争力の変化をもたらし、それによって各国の雇用がどのように変化するかについても分析する。
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Journal of Public Economic Theory 10, No.5
ページ: 743-763
Bingley
ページ: 367-377
Elsevier : Amsterdam
ページ: 155-171