研究課題
平成19年度は、平成18年度に行った単一財オークションの偽装入札に対する理論的解明を、一般的なメカニズムデザインのフレームワークに拡張し、共通価値におけるオークションや複数財オークションにおける戦略的入札の解明に着手した。またこのための実験とシミュレーションの準備を行った。具体的には以下のとおり。まず平成18年度の研究成果をとりまとめ、論文として発表すると共に、国際学会などで発表して議論を行い、研究を精緻化した。次に、共通価値におけるオークションや複数財オークションの偽装入札に関連する国際研究をサーベイ・調査した。さらに、偽装入札の可能性のある複数財オークションについて、売手がその形式を選択することを明示的に導入した共有価値モデルの構築を目指し、その基礎となる複数財オークションの不完備情報モデルの構築を目指し、その基礎となる複数財オークションの不完備情報モデルの研究を行った。
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すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (6件)
オペレーションズ・リサーチ Vol.58
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ゲーム理論ではこう考える (近刊)(仮題)
The Grammer of Technology Development(Hiroe Tsubaki, Ken Nishina and Shu Yamada, eds.)
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経済心理学の薦め(子安増生, 西村和雄編)第5章
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実験経済学への招待(西條辰義 編)
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Workshop on Advances in Optimization