研究課題
基盤研究(C)
美術を含んだ文化的活動全般に関して、わが国では統計が十分に整備されておらず、実証的な分析も十分に行われていない。そこで、わが国の文化統計を体系的に整備するための方向性を、海外の例を参考にしながら考察した。さらに、以下の3つの観点から実証的な分析を行った。第1に、国勢調査の産業細分類をもとに、美術家をはじめとする芸術家数に関する分析を行った。第2にサービス業基本調査のミクロデータを用いて、文化芸術産業に属する事業所を詳細産業分類に再格付けして再集計し、美術産業を含めた文化芸術産業の特色を明らかにした。第3に、社会生活基本調査のミクロデータを再集計・再分析し、どのような個人属性・世帯属性が美術鑑賞をはじめとする文化的活動に影響しているのかを検証した。
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文化経済学 第6巻第3号
ページ: 75-86
経済統計の新展開
ページ: 38-70
Asia Pacific Journal of Arts and Cultural Management vol.5, No.1
ページ: 343-361
統計 2008年6月号
ページ: 23-29
『芸能活動の構造変化』, 日本芸能実演家団体協議会(日本芸能実演家団体協議会編)
ページ: 19-22, 22-27, 36-38
名城論叢 第7巻第2号
ページ: 69-82
統計 2006年10月号
ページ: 62-68