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2006 年度 実績報告書

タイ産ジャスミン・ライスの生産・精米・輸出・消費に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530197
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東京外国語大学

研究代表者

宮田 敏之  東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (70309516)

キーワード経済事情 / 経済史 / タイ米 / 農林水産物
研究概要

タイ国内でタイ産ジャスミン・ライスの生産及び輸出に関わる基本統計について、調査・収集をおこなった。タイ国農業・協同組合省では、ジャスミン・ライスを含むタイ国内の米の品種別県別生産統計を収集し、また、農業・協同組合省の発行した稲の品種改良と奨励品種の歴史についてデータを収集した。また、タイ国商業省において、戦後のタイ米輸出に関わる歴史資料を収集しつつ、最新の輸出統計を収集した。また、2001年以降の炊く新政権下において実施された米の預け入れ制度(コロンガーン・ラップ・ジャムナム・カーオ)および農産品基準強化策の一環として実施されたジャスミン・ライスの輸出品質基準の強化策について資料を調査・収集した。また、1950年代以降のジャスミン・ライスの収集から栽培の発展への足跡をたどるための資料調査・収集を行い、チャチュンサオ県におけるジャスミン・ライスの採取地と当時の状況について、当時の農業係官だったスントーン・シーハヌーン氏にインタビューし、さらに同氏とともに実地調査をおこなった。また、東北タイ、特に、1970年代後半以降のスリン県およびローイエット県におけるジャスミン・ライスの栽培拡大プロセスを調査するために、農業・協同組合省米穀局スリン稲研究センターと農業・協同組合省土地開発局トゥングラーローンハイ土地開発センターにおいて資料調査・収集をおこなった。なお、2006年8月には、それ以前に収集していたジャスミン・ライスに関するデータを暫定的に整理し、フィンランド・ヘルシンキで開催された「国際経済史学会」において、タイ産ジャスミン・ライスの生産と輸出拡大に関わる学会発表をおこなった。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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