研究概要 |
当初、日米の制度の比較を行い、その上で日本にPhauの手法(Pfau, Wade (2003)Essays on Social Security Reform. Princeton University Ph. D. Dissertation)を適用する予定にしていたが、第1年度の間にPfauの手法をアジアの諸国に適用することによって、その汎用性を高め、その上で日本への適用を試みる方針に変更した。この変更した方針にそって、主としてベトナムについて、研究を進めた。 19年度においては、日本の人口予測についてstochasticな予測を試みた。これはまだ、雑誌論文になっていないので下の成果のところにはかかげていないが、20年度には必ず本格的なものになる見込みである。 そのほか、19年度においては、ベトナムの社会保障制度について無拠出年金の整備についての研究を中心に広範な分析を行った。 これらの成果については、ディスカッション・ペーパーの形でまとめられており、そのURLを「13.備考」の欄に掲げてある。
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