| 研究概要 |
平成18年度においては、3つの事を主に行った。まずキプロス共和国において開かれた国際財政学会において論文「A use of consumption tax with wage tax in an incomplete market」を発表した。国際税制学会における査読付の学術誌である、International Tax and Public Finance誌に"Redistribution, Production Inefficiency and Decentralized Efficiency,"が出版された。またThe B.E.Journal of Economic Analysis ＆ Policy(contribution)において、論文「Endogenous Human Capital Accumulation and Atkinson and Stiglitz theorem」が修正を要求され修正版を提出し現在、編集者の結果待ちである。また論文「International Pareto-efficient Tax System and Production Efficiency : Comment on Keen and Wildasin」をInternational Tax and Public Finance誌に投稿して現在review待ちである。また一橋大学准教授川口大司氏と計量経済学に関する共同論文は、Economics letterに投稿され審査結果待ちである。
データの収集に関しては、まずフランスの国会図書館においてフランスの出生データを集めた。またケニヤにおけるセンサスデータおよび出生データを出生して筑波大学大学院大学院生Eutycus Kariukiと"Adult mortality and Human capital accumulation : Evidence from Kenya"を書いた。またケニアのデータを引き続き集め続け、現在ケニアのHIVのデータと教育投資のデータを集め終わり論文の作成中である。またアジアにおける出生データも収集中であり、自ら一橋大学と共同でorganizeしたアジアの社会政策で台湾、韓国の人口経済学に詳しい研究者を招致し、データに関する情報をシェアしあう事で合意した。
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