研究課題
基盤研究(C)
経済のグローバル化と人口の高齢化の進行下での基幹税の再構築という大きな流れの中で、日米両国は一般消費税を基幹税として組み込むことに失敗しただけでなく、日本では賃金ベースの縮小が、アメリカでは控除型消費税への実質的な移行を加速させている。この原因を財政社会学的に捉えれば、グローバル化による社会的構造の変化に加えて、日米両国の所得税への過度な依存が、所得税がその理念と一致するように機能させてきた納税者の道徳的意識=信頼を侵食させていったことに求められる。
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エコノミア 第59巻第2号
ページ: 5-34
第65回日本財政学会大会報告要旨 第65号
ページ: 141-144
第64回日本財政学会大会報告要旨 第64号
ページ: 13-16