• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

投資家行動と金融市場

研究課題

研究課題/領域番号 18530242
研究機関青山学院大学

研究代表者

亀坂 安紀子  青山学院大学, 経営学部, 教授 (70276666)

キーワード金融 / 金融市場 / 証券市場 / 投資家行動 / ファイナンス
研究概要

本年度は、イスラエルの大学の教授Uri Ben Zion氏らとともに、中国の株式市場についての分析を進めるとともに、Ohio State University教授であった大垣昌夫氏(2009年9月より慶應義塾大学教授)との共同研究に多くの時間を費やした。
このうち、中国の株式市場についての分析では、株価が前日に上昇したか否かという情報が株式市場に影響を与えている可能性があることが示されており、本年度"International Review of Financial Analysis"という専門雑誌に投稿した。その結果、編集者から、改訂の上で再投稿するようにという指示があり、その改訂をほぼ終了することができている。この研究成果については、論文の掲載が確定するまで引き続き改訂を行う予定である。
大垣昌夫氏との共同研究では、人々の持つ世界観などが経済行動に与える影響を分析し、論文としてその成果を執筆した。具体的には、アンケート調査や経済実験などの手法を活用して、人々が持つ宗教や文化、子供の教育に関する考え方などが、経済行動、金融行動にどのような影響を与えているか調査を行った。そのような調査をもとに、論文を執筆し、学会発表などを行った。学会発表や共同研究者との打合せのなかで、追加調査の必要性が指摘されていたが、本年度の研究費の多くは、その追加調査のために支出した。これらの研究に関して、現在、最初の成果がWebジャーナル(Journal of Behavioral Economics and Finance)上に公表されているが、今後はこの論文を改訂して海外のトップジャーナルに投稿するほか、関連論文も執筆する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Tough Love and Discounting : Empirical Evidence2010

    • 著者名/発表者名
      Horioka, Kamesaka, Kubota, Ogaki, Ohtake
    • 雑誌名

      Journal of Behavioral Economics and Finance Vol.3 No.16

      ページ: 1-7

  • [学会発表] Tough Love and Discounting : Empirical Evidence2009

    • 著者名/発表者名
      大垣昌夫
    • 学会等名
      行動経済学会 第3回大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2009-12-13

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi