研究課題
基盤研究(C)
企業買収・合併の際に経営者・従業員・債権者などのステークホルダーが各自の利害を主張しあう現実と整合的な企業理論として,企業はステークホルダー間の不完備契約の束であるという着想に基づく企業理論を検討した。予め想定しておらず不完備であったことが顕在化した例として2000年代に行われた株式公開買付け及びその際導入された防衛手段をとりあげて,経営権移動のあり方に関する効率性とステークホルダーとの関係を分析した。
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商学研究科紀要 No.68
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