研究課題
基盤研究(C)
社会格差をめぐる主要な論点のひとつ、社会移動(世代間の階層間移動)に焦点をあて、19世紀以降のドイツでそれがどのような推移をたどったかを、国際比較の観点を入れながら検証した。さらに、労働者と職員・官吏との「身分的」格差の問題から出発して、第二次大戦後西ドイツの労使関係の変化を、労働協約における賃金グループ設定への「職務評価」方式の導入という問題に即して検討した。同方式は日本でも導入が図られたが結局成功せずに終わった。この点を軸に両国労使関係の比較を行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
社会システム研究(立命館大学) 19号(掲載予定)
立命館経済学 第57巻第1号
ページ: 70-93
Ein Vergleich von zwei Gesellschaften, Jahrbuch fur Wirtschaftsgeschichte (掲載予定)(巻号・時期未定)