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2006 年度 実績報告書

公的標準の追求と競争優位の確立に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530276
研究種目

基盤研究(C)

研究機関富山大学

研究代表者

内田 康郎  富山大学, 経済学部, 助教授 (90303205)

キーワード経営学 / 競争戦略 / 国際標準 / デファクト標準 / デジュール標準
研究概要

本研究は、民間企業が公的標準で収益を上げていくためのメカニズムの解明を目的としている。より詳しく言えば、営利を追求する企業が自社の技術を公的な標準に仕立て上げ、これによって自社の収益に貢献させるモデルについて、国内や海外の企業の事例をもとに分析を進めることが本研究の主題である。この内容に沿い、今年度は以下の研究活動を進めた。
■ヒアリング調査
国内企業を中心に約10社の担当者、またISO(国際標準化機構)国際会議チェアマン等に対するヒアリング調査を実施した。
■学会、研究会での報告
・日本貿易学会(全国大会)、研究・技術計画学会(全国大会)、日本経営学会(部会報告)等での報告
・経済産業省「事業戦略と標準化経済性研究会」、(財)貿易奨励会「国際ビジネスの潮流と課題研究会」での報告
■シンポジウムへの参加
・経済産業省主催、日本経団連共催「第3回事業戦略と標準化シンポジウム」にて報告される事例研究に本研究が採用
■著書や論文の執筆
・「標準の類型化とオープンポリシーに基づく標準化の戦略」、梶浦雅己編『国際ビジネスと技術標準』(文面堂2007年4月刊行に所収)。他に、裏面掲載の論文もあり。
以上

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] オープンポリシーに基づく標準化の戦略-QRコード開発事例からの考察を中心に-2007

    • 著者名/発表者名
      内田康郎
    • 雑誌名

      日本貿易学会「年報」 第44豪

      ページ: 2

  • [雑誌論文] 技術標準をめぐる戦争と協調の戦略-標準形成プロセスの生理とそれぞれの有効性について-2007

    • 著者名/発表者名
      内田康郎
    • 雑誌名

      第6回(2006年度)貿易研究会報告書

      ページ: 10

  • [雑誌論文] 自動認識技術における標準化の戦略-バーコード・RFID・バイオメトリクスを中心に-2006

    • 著者名/発表者名
      内田康郎
    • 雑誌名

      研究・技術計画学会講演要旨集II

      ページ: 4

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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