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2009 年度 実績報告書

サプライチェーンにおける知識統合プロセス・モデルの構築と教育システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18530311
研究機関京都産業大学

研究代表者

中野 幹久  京都産業大学, 経営学部, 准教授 (70351690)

キーワードサプライチェーン・マネジメント / ロジスティクス / ビジネス・プロセスの変革 / 組織能力 / 事例研究 / 教育システム
研究概要

1.昨年度構築した、サプライチェーン・プロセスの変革の様子を記述する、概念的な状態遷移モデルの妥当性、有効性を検証するために、企業へのインタビュー調査を行った。対象業種・回数は、食品メーカー1回、化粧品メーカー1回、家電メーカー2社・2回、合計4社・4回である。あわせて、概念モデルの理論的な位置づけや貢献を検討するために、若干の文献調査を行った。
2.上記の概念モデルと企業の事例による検証結果を、日本物流学会(愛知学院大学)にて発表した。また、研究成果について、米国出張し、米国研究者(テネシー大学、ライト州立大学)との情報交換を行った。これらの発表や情報交換で得たコメントを踏まえて、研究論文を作成した。
3.SCMの教育システムについて、昨年度に引き続き、既存のマネジメント・ゲームに関する文献調査を行った。
4.昨年度にプロトタイプを開発した、SCMの教育システムに改良を加えるとともに、効果測定とシステム評価をねらいとして、学生による運用実験を行った。あわせて、運用環境の整備を行った。
5.中野、連携研究者(秋川卓也)、研究協力者(島津誠)による打ち合わせを計5回実施した。打ち合わせでは、概念モデル、インタビュー調査、論文作成、学会発表、システム開発、運用実験に関する検討を行った。また、SCMの研究に関する情報収集を目的として、経営情報学会(明治大学)、サプライチェーンカウンシルのセミナー(ライト州立大学)に参加した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 組織能力論にもとづいたサプライチェーン・プロセスの変革について概念モデル:食品・飲料メーカー3社の事例研究2010

    • 著者名/発表者名
      中野幹久
    • 雑誌名

      経営情報学会誌 18巻4号

      ページ: 347-372

    • 査読あり
  • [学会発表] 組織能力論に基づくSCMの実現要因の考察:食品メーカーと包材サプライヤーの関係の事例から2009

    • 著者名/発表者名
      秋川卓也
    • 学会等名
      日本物流学会
    • 発表場所
      愛知学院大学
    • 年月日
      2009-09-12

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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