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2007 年度 実績報告書

消費者の選択と評価に感情が影響する過程の分析

研究課題

研究課題/領域番号 18530338
研究機関関西学院大学

研究代表者

山本 昭二  関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (80220466)

研究分担者 佐藤 善信  関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (00140476)
キーワード意思決定過程 / 消費行動 / 感情 / 認知行動
研究概要

本研究は、消費者の選択行動に影響を与える感情の問題を扱ってきた。「Lazulas(1991)の理論を元に研究を進め、1年目にインタビューとその結果の分析から消費者の選択行動の中で強い感情的反応を生みすものを抽出した。
その結果、消費者にとってこだわりのある商品や購入後の評価が思わしくなかったものが特定の感情と結びついていることが理解された。しかし、グループ・インタビューだけでは、消費者の多様な感情反応がどの消費と直接結びつくのかを明確にすることは困難であった。
特徴的なパターンの抽出は可能であったが、これを一般化するために2年目に二つの試みを行った。一つはサービス消費に関して幾つかのシナリオを提示してその反応を計測することをインターネット調査で行った。
この調査と並行して、コンピュータ画面上で製品選択の反応を計測するソフトウェアを作成して、執権を行った。2年目の研究後半はこのソフトウェアの開発に当てられたが、作成に時間が掛かり実験は予定の数をなせなかった。しかし、実施した実験の分析は進めており、当初予想された反応以外に回答時間の条件による取得情報の変化などが明確になっている。
実験データの収集設備は整備されているので、実験基盤を元にして新たな条件で繰り返しいきたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 顧客価値概念の拡大2008

    • 著者名/発表者名
      山本 昭二
    • 雑誌名

      マーケティング・ジャーナル 27-3

      ページ: 4-15

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [図書] サービス・マーケティング入門2007

    • 著者名/発表者名
      山本 昭二
    • 総ページ数
      206
    • 出版者
      日本経済新聞社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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