研究課題
基盤研究(C)
シンボリック相互行為論における質的研究の展開を包括的に検討して,社会的行為の当事者にとっての意味を自然主義的に探究するという基本見地の意義を再確認する一方で,最近では意味の当事者性と並びメディア媒介性も視野に収めた社会理論とそれに応じた質的研究の方法とプログラムが要請されていることを指摘した。その上で,質的研究の新方向を考察するとともに,質的研究のリサーチとしての質や社会性を再確立するために必要な研究評価規準をめぐる問題を検討し課題を明確化した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
『福井大学教育地域科学部紀要』第III部社会科学 第64号
ページ: 1-31
『社会学研究』(東北社会学研究会) 第82号
ページ: 55-76