研究課題
基盤研究(C)
戦後、大手の新聞社のみならず小規模な世論調査機関が乱立し、一斉に「世論」の把握に乗り出した。戦時下には政治的意見の表明を避けてきた一般の国民にとって世論調査は新鮮な体験であった。しかし、世論調査の目的や方法についての誤解もあった。GHQはより「科学的」な世論調査のあり方を啓蒙する。こうして世論調査は、次第に戦後の政治過程の中に定着し、「戦後民主主義」における政治の回路に組み込まれていったのである。
すべて 2009 2008 2006 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件) 備考 (1件)
応用社会学研究(立教大学社会学部) 51号
ページ: 17-27
『地球情報社会と社会運動-同時代のリフレクシブ・ソシオロジー-』(新原道信・奥山眞知・伊藤守編)(ハーベスト社)
ページ: 247-261