• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

相関のある社会学データの計量分析モデルとその応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530395
研究機関北星学園大学

研究代表者

中田 知生  北星学園大学, 社会福祉学部, 准教授 (10265051)

研究分担者 岩間 暁子  和光大学, 現代人間学部, 准教授 (30298088)
高田 洋  札幌学院大学, 社会情報学部, 准教授 (30325998)
中井 美樹  立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (00241282)
キーワード社会学 / 多変量解析 / 線形混合モデル / パネルデータ / tobitモデル
研究概要

本年度においては、特に前半については、主として研究会においていくつかの計量的手法に焦点を当てて、そのテキストの輪読を行った。
イベントヒストリーを応用したone wayの離散時間ロジットモデルについて、Yamaguchi,K,1991,Event Histroy Analysis,Sage.やSinger,J.D.and J.B.Willett,2003,Applied Longitudinal Data Analysis:Modeling Change and Event Occnrrence,Oxford Univ.Press.などを中心として当該分析手法の理論、ソフトウェアの利用、そして実際の応用について議論を行った。
また、前年度から続いていたマルチレベルモデル、共分散構造分析を応用した潜在成長曲線モデル、tobitモデルについての書籍の輪読とその応用についての議論も引き続き行い、いくつかの学会における報告と紀要などの論文においてそれらの業績を示すことができた。
そして、後半においては、これまでの各成員が扱ってきた分析手法の応用として、論文の執筆とそれらについて議論を行った。これらの活動の結果としては、2008年4月に発行される予定である数理社会学会機関誌の『理論と方法』の特集論文「計量社会学の新標準:相関のある社会学データの分析」(仮題)に、全員が論文を執筆する予定である。現在のところ、中田が潜在成長曲線モデルについて、高田がtobitモデルについて、村上が離散時間ロジットモデルに関する論文を執筆することになっている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 社会階層による健康悪化のプロセスの差異に関する研究-共分散構造分析を用いた潜在成長曲線モデルによる分析2008

    • 著者名/発表者名
      中田 知生
    • 雑誌名

      北星論集 45号

      ページ: 45-52

  • [学会発表] 健康悪化プロセスの社会階層による差異に関する研究-Amosを用いた成長曲線モデルによる分析-2007

    • 著者名/発表者名
      中田 知生
    • 学会等名
      福祉社会学会第5回大会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2007-06-24

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi