研究課題
基盤研究(C)
「間」の文化とかかわる日本文化論的な知見などを整理・総括し、その上で「間」を動的関係のなかでの個の存在感=触覚的な手応えの問題として規定した。そして、「間」を、若者の生の実感=柔軟さと頑なさの弁証関係の問題として仮説化し、事例調査を行った。若者が自己の生をどのように「シンボル化」して概括しているか、若者の「間の語彙」、その批評性に着目し、そこに「間の美学」を読解しようとしたことが特徴的成果である。
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経済と社会 33号
ページ: 1-22