研究課題
基盤研究(C)
出生地主義を導入した1999年の国籍法改正に至る国籍法をめぐる1980年代後半以後のドイツの政治的公共圏における論争を検討し、そこでのナショナル・アイデンティティ(ドイツ人によるドイツに関する自己理解の方法)の役割を考察した。従来まで言われていたのとは異なり、「エスノ文化的」なネーション理解は重要な意味をもっておらず、論争は連邦共和国を枠組みとする「市民的」で「国家中心的」なネーション理解の解釈の対立を通じて行われていた。
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社会志林 55(4)
ページ: 73-111
社会志林 54(1)
ページ: 19-49
社会志林 53(2)
ページ: 19-40