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2009 年度 研究成果報告書

ことわざによる社会・文化の探究

研究課題

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研究課題/領域番号 18530407
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関明治大学

研究代表者

穴田 義孝  明治大学, 政治経済学部, 教授 (00101387)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード郷土のことわざ / 文字データ化 / 習俗規範 / 社会意識 / 対人関係 / コモン・センス(=常識) / インタビュー調査法
研究概要

(1)行政単位よりも小さな各地域社会において了解、共有、伝承されてきた「郷土のことわざ」という、いわゆる『ことわざ辞典』類には載っていないことわざが存在することに注目した。これに関する文献資料を各都道府県立図書館にて蒐集し、それをコピーして持ち帰り、拙者の作成した一定の形式による文字データ化という情報の整理を実施してきた。約250の文献から数万句もの研究の土台としてのデータを得ることができた。
(2)新たに「ことわざ創り調査法」という調査法を考案し、この調査票を用いて学生や文化講座などの聴講者を対象に調査を実施し、多くのデータを集め、整理、分析している。この調査法は、特定社会における「意見・態度調査法」といえる。
(3)(1)伝統的(既成の)ことわざ、拙者の考案による(2)「ことわざ創り調査」による「創作ことわざ」などをデータとして、特定社会・文化の諸相を分析・考察し、下記の著作等を上梓した。これらの著作等をご覧いただければ幸甚である。

  • 研究成果

    (10件)

すべて 2010 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (1件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] 社会心理学と<常識、コモン・センス>2010

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 雑誌名

      ようこそ!政治経済学部の知の世界に(明治大学政治経済学部)

      ページ: 33-47

  • [雑誌論文] ことわざをデータとしての社会心理学2009

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 雑誌名

      国文学解釈と鑑賞-特集、ことわざの魅力と知恵

  • [雑誌論文] "ことわざ社会心理学"の探究2008

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 雑誌名

      明治大学社会科学研究叢書 第46巻,第2号

      ページ: 159-205

  • [雑誌論文] 現代日本社会における常識とは何か-ことわざ社会心理学の視点からの分析-2008

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝, 新田功(編)
    • 雑誌名

      日本人と持続可能な社会

      ページ: 211-267

  • [雑誌論文] "ことわざ創り"の教育的可能性-ことわざ社会心理学の視点から-2007

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 雑誌名

      国語教室-ことわざの世界- 第86号

  • [学会発表] 郷土のことわざ調査と資料蒐集運動2008

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 学会等名
      ことわざ学会
    • 年月日
      20080000
  • [図書] 常識力を問いなお24の視点2010

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝, 他
    • 総ページ数
      211
    • 出版者
      文化書房博文社
  • [図書] ことわざde社会心理学の探究2009

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 総ページ数
      336
    • 出版者
      文化書房博文社
  • [図書] ことわざde社会心理学の探究2008

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 総ページ数
      264
    • 出版者
      文化書房博文社
  • [図書] 知的大人となるためのことわざ社会心理学2006

    • 著者名/発表者名
      穴田義孝
    • 総ページ数
      399
    • 出版者
      文化書房博文社

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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