研究課題/領域番号 |
18530427
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 福岡国際大学 |
研究代表者 |
叶堂 隆三 福岡国際大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (50224580)
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研究分担者 |
室井 研二 香川大学, 教育学部, 准教授 (20310013)
横田 尚敏 山口大学, 人文学部, 准教授 (10240194)
山本 薫子 山口大学, 教育学部, 准教授 (70335777)
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キーワード | 居住条件不利地域 / コミュニティ / 維持・再生 / 急傾斜丘陵地域 / 離島地域 / 被災地域 |
研究概要 |
4年間におよび研究の1年目である平成18年度は、居住条件不利地域におけるコミュニティの維持・再生に関する研究に適した調査対象地の選定と関連資料の収集に充てる時期と位置づけて研究を実施した。 まず4月にミーティングを実施して、居住条件不利地域における「不利性」の多様な内容と調査対象地の検討を行なった。さらに6月にミーティングを実施して、居住条件不利地域の概念の検討および今後の研究方向を確認し、その中で1年目の研究を調査候補地に対する共同視察と関連資料の収集の時期とすることを決定した。 その上で、平成18年6月、調査候補地の一つとして、都市地域における被災経験地域として福岡県福岡市博多区の共同視察を実施した。次に、8月、長崎県佐世保市の半島地域・福岡県行橋市の台地地域に対する共同視察と資料収集を実施した。さらに、12月、都市地域における急傾斜丘陵地域および外国人居住地区として広島県呉市(複数地区)に対する共同視察と資料収集、そして離島地域および災害経験地域として香川県土庄町(豊島)、山村地域として徳島県上勝町に対する共同視察と資料収集を実施した。最後に、平成19年1月、都市地域における急傾斜丘陵地域として長崎県長崎市に対する共同視察と資料収集を実施した。 さらにミーティングを実施して、これらの調査候補地に対する検討を行ない、都市における急傾斜丘陵地域として長崎県長崎市・広島県呉市、離島地域および災害被災地域として香川県土庄町(豊島)、外国人居住地域として広島県呉市を居住条件不利地域研究における調査対象地として選定すること決定した。
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