研究概要 |
4年間におよぶ研究の2年目である平成19年度は,居住条件不利地域におけるコミュニティの維持、再生に関する研究に適した調査対象地の選定および関連資料の収集を実施した前年度の成果の上に,研究を実施した。すなわち,調査対象地に関して,都市地域における急傾斜地域として長崎県長崎市,一広島県呉市,広島県尾道市,外国人居住地区として広島県呉市,そして離島地域および災害経験地域として香川県土庄町(豊島)を選定し,それぞれの調査対象地を各担当者潜調査、研究を実施していった。 まず8月に叶堂が広島県呉市に関する資料収集を実施した。同月8月に第1回目のミーテイングを開催して,各分担地域の概況および調査究の方向について確認および検討を行なった。8月下旬および9月上旬に,叶堂および横田が長崎市で聞き取り調査および資料収集を実施した。次に,11月に第2回月のミーティングを開催して,各調査の進行状況に関する報告、検討および入手資料の整理を行なった。 さらに,1月下旬に叶堂および横田は,長崎市で聞き取りおよび資料収集を実施した。また2月上旬に全員が広島市に集合して,呉市に関する専門知識の提供を受けるとともに第3回目のミーティングを合わせて開催した。2月中旬に叶堂および横田は,長崎で策料収集および聞き取り調査を寒施し,次いで2月下旬から3月上旬に尾道市で聞き取り調査および資料収集を実施した。最後に3月中旬に,叶堂が東京都で資料収集および他の研究者と情報交換を実施した。
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